【長野県東御市】髪色・ピアス・タトゥーOK！若手が集まる空調設備会社の「見た目自由採用術」

「あなたの“好き”をそのままに、プロの仕事をしよう。」

 

近年、建設・設備業界では深刻な人手不足が問題となっています。

特に、衛生設備や空調設備といった「暮らしの快適さ」を支える仕事は、専門的な技術が求められるため、若手人材の確保が大きな課題―。

そんな中、長野県東御市にある私たちの会社は、他社とは少し違った方法でこの課題を乗り越えてきました。

 

 

それが――「見た目自由」という働き方。

 

 

「好きな髪色やパーマにできる」

「ネイル・ピアスもOK」

「タトゥーがあっても隠せばOK」

 

一見すると、一般的な会社では珍しい条件かもしれません。

しかし、この“自由さ”こそが若い世代の心を惹きつけ、多くの応募を集めるきっかけになりました。

 

「見た目を気にせず、自分らしく働ける」

そんな環境を整えたことで、社員一人ひとりの個性が活かされ、会社全体が明るく前向きな雰囲気に変わっていったのです。

 

しかし見た目の自由は目的ではなく、組織を活性化させるための、”手段”。

そして、この自由は決して無制限ではなく、「信頼」と「責任」という確かな土台があって初めて成り立ちます。

 

自由の喜びを味わう分だけ、同じだけの責任を背負う。

そのバランスこそが、私たちの“自分らしく働く”というスタイルを支えています。

 

本記事では、私たちが大切にしている“見た目自由”という働き方の具体的な内容と、その背景にある想いを紹介します。

 

 

第1章　「見た目自由」の働き方とは

 

私たちの会社では、求人募集の際に「見た目自由」というキーワードを掲げています。

この言葉には、単に「髪を染めてもOK」「ネイルしてもOK」という意味以上の想いが込められています。

 

髪色・パーマ・ネイル・タトゥーOKの理由

 

「髪を明るく染めたい」

「パーマをかけたい」

「ネイルを楽しみたい」――

 

そんな”自分らしさ”を表現することを、私たちは否定しません。

タトゥーがある人も、隠す配慮があれば問題ありません。

 

私たちは、見た目の自由を尊重しながらも、身だしなみや態度から伝わる真面目さ、思いやりを重視しています。

見た目だけで判断するのではなく、内面と仕事への姿勢を大切にする。

それが、私たちの採用・評価の基本です。

 

「自分らしく働ける環境」づくりの背景

 

この考え方に至った背景には、若い世代の価値観の変化があります。

かつては「仕事＝黒髪・ナチュラルメイク」が常識でしたが、今は「個性を大切にしたい」という考えが主流です。

 

見た目を理由に優秀な人を採用できないのは、会社にとっても大きな損失。

だからこそ、私たちは「見た目」ではなく「人柄」と「仕事の姿勢」で評価する仕組みを整えました。

その結果、応募者の幅が広がり、これまで設備業界に興味を持たなかった若手層にもアプローチできるようになったのです。

 

第2章　ゴンチャに学ぶ“自由が人を集める”仕組み

 

「見た目の自由」は今、さまざまな業界で注目されている採用トレンドです。

その代表的な成功事例のひとつが、人気タピオカブランド「ゴンチャ（Gong cha）」。

 

以前は髪色に制限があったものの、人手不足をきっかけに「髪色自由」へと方針転換。

その結果、応募数が急増し、特に若者からの人気が高まりました。

 

（出典：CHANTO WEB「『見た目自由』が人手不足を救う？ゴンチャの採用改革」）

 

外見を自由にできることは、単におしゃれの問題ではなく、「自分らしく働いても受け入れられる安心感」を生み出します。

こうした自由さが、スタッフの前向きな姿勢や笑顔につながり、結果的に離職率の低下や店舗の雰囲気向上にも寄与しています。

 

この考え方は、私たちの“見た目自由”の理念とも深く重なります。

見た目を理由にチャンスを奪わず、一人ひとりの個性を尊重する。

それが、人を惹きつける職場づくりにつながっています。

 

第3章　自由の裏にある「誠実さ」へのこだわり

 

「見た目自由」とは、何でもありという意味ではありません。

私たちは“自由”を尊重する一方で、「誠実さ」こそが信頼の土台だと考えています。

 

■ 清潔感は信頼の第一歩

 

髪色やネイル、タトゥーなどは自由ですが、私たちには明確なルールがあります。

それは、「清潔感を保つこと」。

お客様のご自宅や現場で行う作業だからこそ、「この人になら任せられる」と思っていただけるような身だしなみを心がけています。

 

• 制服の正しい着用：着崩さず、必ず自分のサイズに合ったものを着用。
• 衛生管理：汚れた作業着や手袋は、必ず洗濯するか新しいものに交換。

 

清潔感は、信頼を得るための第一歩です。

 

■ 挨拶と態度が信頼をつくる

 

「おはようございます！」「よろしくお願いします！」

気持ちの良い挨拶こそが、現場の空気を明るくし、信頼を育てます。

 

見た目の自由を掲げる当社だからこそ、礼儀・挨拶・そして誠実な態度には人一倍こだわります。

それこそが、プロとして信用を築く第一歩だと考えています。

 

■ 自由だけど信頼される会社であるために

 

髪色が明るくても、ネイルをしていても、丁寧で誠実な仕事をする人はかっこいい。

本当に信頼を生むのは、日々の姿勢と仕事の質です。

 

配管一本の仕上げまで丁寧に仕上げる

お客様への説明をわかりやすく丁寧にする

約束を守り、責任を持って行動する

 

自由を楽しみながら、仕事には本気で向き合う。

その姿勢が「自由だけど信頼できる」会社をつくっています。

 

第4章　多彩な人材が活躍する職場へ

 

「見た目自由」「自分らしく働ける環境」を掲げた結果、私たちの会社には個性豊かなメンバーが集結。

若手社員が増えたことで職場には活気が生まれ、上下関係に縛られず意見を交わせる、風通しの良い社風へと変化していきました。

 

性別、年齢、経歴、スタイル。

さまざまな個性が混ざり合うことで、チームはより柔軟になり強くなります。

 

現場の改善：女性社員が加わることで、整理整頓や安全な作業導線が向上

新しい発信：若手や新入社員の視点により、SNSを活用した情報発信が活性化

技術の継承：ベテラン社員の技術が次世代に継承される仕組みが確立

 

この多様性の掛け算こそが、成長の原動力です。

 

第5章　“自分らしさ×誠実さ”が設備業界の新しいスタンダードへ

 

衛生・空調設備の仕事と聞くと、「汚い」「厳しい」「堅い」――そんなイメージを持つ人も少なくないでしょう。

でも、私たちはその固定観念を変えたいと思っています。

 

髪色が明るくてもいい。

ネイルをしていてもいい。

タトゥーがあってもいい。

 

大切なのは見た目ではなく、どれだけ真剣に仕事に向き合えるか。

 

「見た目自由」は、社員一人ひとりが自分らしく働けるための第一歩。

そしてその自由は、「清潔さ」「挨拶」「丁寧な施工」といった、基本を大切にすることで成り立っています。

 

自分らしく、誠実に。

それが、私たちが目指す新しい設備業界のスタンダードです。

 

▼仕事の様子や休憩中のヒトコマなど、中部オリオンの日常を発信中！

各SNSでご覧いただけます。