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地域の未来を守る取り組み|丸子修学館高等学校様にスポットクーラー寄贈

地域の子どもたちに、少しでも快適な環境を届けたい――。

そんな想いから、株式会社中部オリオンは、丸子修学館高等学校様へスポットクーラーを寄贈しました。

 

中部オリオン

 

近年、長野県でも猛暑が続き、体育館での授業や部活動における熱中症リスクが高まっています。

地域の空調・衛生設備を支える企業として、私たちにできることは何か――その答えのひとつが、この寄贈でした。

この記事では、以下の内容をご紹介します。

 

・私募債を通じた地域貢献の仕組み

・丸子修学館高等学校との深いつながり

・寄贈に込めた想いと、感謝状贈呈式の様子

 

地域とともに成長し、地域へ恩返しをする——。

それが中部オリオンの原点であり、これからも大切にしていく想いです。

 

中部オリオンプロフィール

 

第1章 私募債発行と地域貢献の仕組み

東御市

 

今回の寄贈は、八十二銀行が取り扱う「地方創生・SDGs応援私募債(地域活性型)」を活用して実現しました。

 

私募債とは

八十二銀行私募債

 

私募債とは、企業が銀行や特定の投資家に直接発行する社債(資金調達の手段)のこと。

公募債のように不特定多数に募集するのではなく、条件を満たした企業が比較的簡便に発行できる点が特徴です。

信用力や経営体制が評価される場合も多く、企業の信頼性を示す一つの指標として注目されています。

 

「地方創生・SDGs応援私募債」とは

八十二銀行私募債

 

この制度では、企業が私募債を発行する際の手数料の一部を活用し、地域の学校や団体へ寄付・寄贈を行えます。

つまり、企業活動そのものが、地域社会への貢献につながる仕組みです。

企業の成長と地域の発展を同時に促す理想的な取り組みとして、私たち中部オリオンにとっても、専門性を活かした地域貢献を実現する最適な手段となりました。

 

関連記事:地方創生とSDGsへの取り組み|中部オリオンが八十二銀行の地域活性型私募債を発行

 

第2章 丸子修学館高等学校との深い縁

中部オリオン

 

なぜ数ある学校の中で、丸子修学館高等学校を選んだのか?

それは、私たち中部オリオンとこの学校が、世代を超えた深い縁があったからです。

 

先々代社長の時代

 

中部オリオンの先々代社長は、かつて丸子修学館高等学校(旧:丸子実業高等学校)の卒業生で、卒業後は同校の野球部監督を務めていました。

指導者として地域の若者たちを熱心に育て、スポーツの発展に尽力。

「努力を続ける姿勢が、未来を切り拓く力になる」という教育的精神は、今も当社の社風に深く息づいています。

 

現社長の「母校への想い」

中部オリオン

 

現社長も丸子修学館高等学校の卒業生です。

「母校の体育館で汗を流した経験があるからこそ、暑さの中で頑張る生徒たちに少しでも快適な環境を届けたい」という、卒業生ならではの強い想いが、今回の寄贈の原動力となりました。

 

社員の声も後押し

中部オリオン

 

現在、当社には男女含め計6名の丸子修学館高等学校の卒業生が在籍しています。

「母校に恩返しをしたい」という声が自然と上がり、社員一丸となっての取り組みに発展。

この「縁の循環」こそ地域企業の力であり、育ててもらった地域への感謝と、次世代を支える責任の表れでもあります。

 

第3章 スポットクーラー寄贈の意義

中部オリオン

 

今回寄贈したのは、体育館等で使用できる移動式スポットクーラーです。

これは、単なる暑さ対策以上の大きな意義を持ちます。

 

体育館のエアコン設置状況

体育館

 

長野県は全国でも体育館へのエアコン設置が遅れており、東信地方の設置率はなんと0%。

長野県でも猛暑が続き「避暑地だから大丈夫」という時代は、もはや過ぎ去りました。

夏場の体育館はまさに“サウナ状態”であり、生徒たちの熱中症リスクは極めて高いのです。

 

関連記事:体育館にエアコンは“贅沢”なのか?──長野県の設置率4.6%が示す深刻な現実

 

寄贈したのは移動式スポットクーラー

スポットクーラー

丸子修学館高等学校の環境やご要望を踏まえて複数のご提案を行った結果、最も効果的な支援方法として、設置工事不要ですぐに使用できる移動式スポットクーラーをお選びいただきました。

 

・必要な場所へ簡単に移動可能

・電源さえあればすぐに使用可能

・広い体育館でもピンポイントで冷却可能

 

この設備は授業や部活動だけでなく、災害時の避難所としても熱中症対策に大きな力を発揮します。

 

私たちの使命は、単に空調設備を設置することではなく、「人が心地よく過ごせる空間」を創ること。

今回の寄贈は、地域の健康と笑顔を守るための具体的なアクションです。

 

第4章 地域の笑顔を未来へつなぐ

中部オリオン

 

寄贈に際し、丸子修学館高等学校で感謝状贈呈式が執り行われました。

この式典は、企業と地域が「共に未来をつくる」という決意を新たにする場となりました。

 

私たち中部オリオンの目指す「快適さ」とは、単なる温度や湿度の管理ではありません。

それは、子どもたちが安心して学べる教室、家族が笑顔で過ごせる住まいなど、人のぬくもりが感じられる空間そのものです。

母校への寄贈は、私たちが「地域に生かされ、地域とともに成長してきた企業である」という原点を再確認する機会にもなりました。

 

今後も、学校や地域施設への空調サポート、災害時の応急設備支援、省エネ空調の提案などを通じて、地域に必要とされる企業であり続けます。

地域の皆さまの笑顔こそが、私たち中部オリオンの原動力です。

 

快適な空間を通して、地域の未来を支える企業として。

これからも地元の皆さまとともに、快適で温かい未来を創る挑戦を続けてまいります。

 

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